「百害あって一利なし」「身体に悪いのはわかっているけどやめられない」
しかし、たばこの煙は周りの人の命も確実に縮めています。あなた自身や大切な人のためにも禁煙について考えてみましょう。
日本国内で喫煙に関連する病気での死者は、毎年12~13万人と推定されています。
長期にわたって喫煙を行っていると、寿命を縮め各種臓器や組織に障害を起こし、色々な疾患を生じやすくなります。
特に、がんや虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞等)や慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎)は、喫煙による影響が大きく喫煙関連三大疾患と呼ばれています。
当院でも、2019年7月より敷地内の喫煙が出来なくなりました。また、入院患者様にも協力していただいてます。
長年たばこを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。また、禁煙は病気の有無を問わず健康改善が期待出来ます。病気の予防だけではなく、呼吸器症状の改善、免疫機能の回復等が得られるので、今こそ自分のためや大切な人のためにも禁煙について一度考えてみても良いのではないでしょうか。