コラム
Column

日々元気に暮らすために

訪問看護コラム

数年前体調が悪く歩行も困難な時期がありました。服薬を継続しながら何とか仕事は続けることが出来ました。
体調が少し安定してきた頃から、仕事の休みの日には少しでも歩こうと思いました。このまま歩けなくなる事への不安を感じたからです。始めは本当に少しの散歩からでしたが、体調に合わせて距離や時間を延ばしていきました。
すると散歩を繰り返すうちに、1年前の自分、半年前の自分、1か月前の自分と今の自分を比較して、いつの間にか振り返りをしていました。一時は痛みや不自由さで、このまま歩けなくなってしまったらどうしようなどと悲観的になっていた事を反省しました。
そして歩けることのありがたさ、歩けることの幸せを感じるようになりました。
休みの日には可能な限り常にウォーキングを心がけています。今では少しのジョギングだって出来ます。そんな時1冊の本が目に止まり、購入して早速購読してみました。歩くだけで体に良いホルモンが刺激され、心身共に健康を維持する事ができる。歩くことがどれだけ体に良いことか1冊の本にまとめられていました。

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ホルモン作用の代表的なものとして

・アデイポネクチン(善玉ホルモン、長寿ホルモン) 動脈硬化の予防、改善・脂肪の燃焼
・セロトニン(幸せホルモン) 精神を安定させて幸福感を高めてくれる<
・テストステロン   筋肉や骨を強くしてくれる、やる気や記憶力を高めてくれる
・オキシトシン   ストレスを緩和し人間関係の形成に関わっている

他にもたくさん関わっているホルモンがあるようですが難しいことは考えなくてもよいと思います。歩くことで若返りホルモン、長寿ホルモン、やる気ホルモン、幸せホルモンが増えます。肥満ホルモン、ストレスホルモンを減らしてくれます。
歩行時の動きと、つま先から全身に伝わる振動で生活習慣病をはじめ、脳梗塞、心筋梗塞、骨折等の予防や認知症の予防にもつながり、幸せホルモンや長寿ホルモンのおかげで健康寿命が延びます。皆さんもいつでも、どこでも、やりたい時に自分のペースで少しずつ散歩から始めてみませんか

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