2026.03.02 活動報告
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講師には彩北病院の中村看護部長を迎え、老健の現場に即した実践的な講義を行いました。

老健は医療の場であると同時に生活の場でもあります。
在宅復帰を支援する役割を持ちながら、その方の人生の大切な時間を支える場所でもあります。
私たちの仕事は「その方らしい生活を支えること」であると改めて確認しました。

認知症の基礎知識や進行段階に応じた関わり方、行動や言葉の背景にある思いについて学びました。
また、高齢者に多い心不全についても学びました。
認知症のある方は体調の変化をうまく伝えられないこともあります。
だからこそ、むくみや息切れ、食欲低下などの「いつもと違う様子」に気づく観察力の大切さを学びました。

現場での悩みや困りごとのシーンを振り返り、チームで考える時間となりました。同じ声かけでも反応が違う理由や、拒否・不穏の背景について意見を交わしました。一人で抱えていた迷いも共有することで、新たな視点や気づきが生まれました。“正解を探す”のではなく、“その方を理解し続ける姿勢”の大切さをあらためて確認する時間となりました。

老健の役割を踏まえながら、「私たちはどこまで支えるのか」を考えました。
医療と生活のはざまで揺れる場面も少なくありません。看護だけでも、介護だけでもできない。相談員だけでも解決できない。それぞれの専門性を持ち寄り、迷いを言葉にし、「その方にとって最善は何か」をチームで問い続けること。老健のケアは“誰か一人の正解”ではなく、多職種が協働してつくり上げるものだと改めて感じました。
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全4回の研修を終え、改めて感じているのは
職員一人ひとりがご利用者様と真剣に向き合っているということです。
忙しい日々の中でも
「この関わりでよかったのだろうか」と立ち止まり、
より良いケアを探そうとする姿勢があります。
認知症があっても、病気があっても、ご利用者様にはその方だけの人生があり、思い出があり、歩んできた時間があります。
私たちは、その大切な時間の一部を支えています。
急がず、あきらめずその方のペースを大切にしながら寄り添い続けたいと思います。
ここで過ごされる毎日が、少しでも穏やかで安心できる時間でありますように。
「ここで過ごせてよかった」と感じていただける場所であり続けられるよう、
これからも職員とともに歩んでまいります。
見学だけでも受け付けております。
お気軽にご相談・お問い合わせください。
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