昨年12月、本庄保健所にて、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築推進研修(以下、研修)」があり、地域連携室より、相談員2名が出席しました。
研修の目的は、精神障害のため、孤立しがちな住民が地域の一員として、安心して自分らしい暮らしをすることができるよう、相談支援専門員や精神科病院・訪問看護事業所・保健所・市町職員がお互いの役割と機能を理解し、医療と保健・福祉の連携を強化し、精神障害に対応した包括的な支援体制の構築を図ることでした。
講義やグループワークを通じて、それぞれが把握する,あるいは直面する精神保健に関する課題・思いを共有し、連携を進めていくことを確認しました。医療機関として、あるいは彩北病院として、なにができるのか、改めて考える機会にもなりました。
年が改まり、令和4年・2022年が始まりました。昭和32年に開院した当院は「65歳」となりました。人間でいえば、高齢者の入り口です。
時代の移り変わりに合わせ、本庄市児玉郡の特徴を踏まえるとともに、患者さん・ご家族の意見に耳を傾けながら、“みなさんの役に立つ病院”になれれば、と思います。今年もどうぞよろしくお願い致します。
* 彩北病院の“相談窓口”として、精神保健福祉士(相談員)が対応します。
お気軽にご連絡ください。(月~土9:00~17:00(祝日・年末年始を除く))
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