今回の病棟紹介は、 私にとって2回目の原稿依頼となりました。
今回は、2病棟の日常や心がけていることなどを紹介させていただきます。
その壱としては、病棟の一日の始まりとして、毎日の日付・曜日を手作りのパネル (カード)で作ったカレンダーでお知らせしたり、 その日の病棟のイベントや連絡事項などをホワイトボードや棟内放送で伝達したりしています。 見たり、聞いたりすることでマンネリ化しそうな日常にメリハリがつけばよいと思い続けています。
その弐として、患者さんの心の翳りや不安は、ふとしたとき表情に出ます。 そこに早く気付いて話しかけたり、 触れ合ったりすることで患者さんの笑顔が戻ってきます。良く患者さんを 「看る」ことを心がけています。
その参は、夜の消灯時間が来て消灯なっても、なかなか就寝できない患者さんがいます。
眠れないときには心に心配事があったり病状が悪化したりしている時のサインの時があります。 眠れない心 (原因) に、 そっと援助し休めるきっかけを作れるように心がけています。
終わりに、 入院により生活の場は変わり、戸惑い・不安を抱いている患者さんに寄り添い、スタッフ全員でサポートし早期の退院につなげていくために日々頑張っていこうと思います。